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純情きらりの隠し部屋

純情きらりと原案「火の山」の共通点と相違点

純情きらりの隠し部屋にようこそ! 放送期間も、そろそろ残り一ヶ月を切りました。
原案を読んで、こんなところが違うんだぁー!っと言いたかったけれど言えなかったところ、そろそろ言ってもネタバレとかにならないかなー、と思ったところ、コッソリお教えシチャイマス。
但し、感覚に頼って、コレは!と思ったところだけ羅列しちゃってますので、実際に原案読んで見て、感じが違うじゃない、と言われても、責任持てませんので悪しからず。

大きく違うところ
・お母さんのマサは原案では長生きしている
マロニエ荘は原案にはない。桜子も東京音楽学校を受験していない
達彦桜子の出会いは、ドラマにある様な幼馴染の関係ではない
キヨシは、上巻に一回サラッと名前が出ているだけ。どこかは探してみてね!
有森家には、兄弟が笛子の上に数名居た。小さい頃に亡くなっていたり、勇太郎よりももっと将来を嘱望されたが悲劇の死をとげたりして、ポンポンと減ってしまう。それが前半のクライマックス・シーンになっている。
味噌屋は出てこない。したがって、女将のカネも出てこない。マサのお父さんであるお爺ちゃんも出てこない。(その代わり、源一郎の父であるお爺ちゃんが、幼い頃の桜子と勇太郎の良い遊び相手になっている)
舞台は岡崎近郊ではなく、甲府。源一郎は富士山の研究家で、富士山の自然が全体を貫く象徴になっている

ちょっと違うけれど大体同じところ、似ているところ
杏子超能力者かと思うほど治癒能力が高く、故郷に居づらくなった理由がもっとどぎつくて面白い(でもここでは語れません。どうしても知りたい方はメールで聞いて下さい)
・勇太郎が出征する時に、桜子がドイツ語の本を写してあげたところ。でも、勇太郎は普通の出征とは違い、海軍の教官として赴任するのでそれ程悲壮感はなく、ドラマで「勇太郎君ばんざーい」のシーンが無かったのも、原案と同じ。
磯おばさんの子、かずゆきさんは火の山には出てこない。代わりに、未婚の母になって頑張る親族が数名出てくる。
冬吾はドラマほどナイスガイに描かれていない。これは多分原案では冬吾に反感を持っている勇太郎が語りべになっている為。

「火の山」では、勇太郎の孫がなんと日系アメリカ系フランス人で、勇太郎が遺した手記をフランスに来た日本人の女の子と一緒に読み解く、という形式で物語が進行します。
勇太郎はアメリカに永住し、その子供達は遺伝子的には純粋な日本人でありながら、日本語は一切話すことは出来ず、文化的にもアメリカ人になりきっています。勇太郎はそんな中で、晩年を古き日本への郷愁を抱いて過ごし、自分の子供や孫にその思いを伝えようと、有森家についての手記を遺すのです。
勇太郎の手記の部分は読みやすいんですが、笛子の娘である由紀子(多分ドラマではこれから生まれる子)の手記や、桜子たちの父源一郎が書いたとされる富士山に関する論文の部分などが混じっていて、その部分はちょっと読みにくい。
飛ばし読みをおすすめしたいです。

原作を読んでいても、これから先、朝の連ドラとしてどういう風に扱って行くのだろうとドキドキさせる部分があって、私としては益々目が離せません。


そうだ。大事な事忘れてた!
原案に出てくる達彦ぼっちゃん
原案の達彦さんは、ドラマほどメインなキャラクターではありません。イメージもちょっと違う。
私の達彦ぼっちゃんはどこ?と思って探すとがっかりすると思います。
ただ、桜子の早逝したお兄さんや勇太郎に、ドラマの中の達彦のイメージと重なるものがある様な気がします。


達彦役福士君の公式HP。福士君のナイスなブログへのリンクあり。
純情きらりの公式HP

火の山(上)火の山(下)


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